なぜ、芥屋の海沿いで野菜を作るのか。
どんたく農園とは
「休日や休日を意味するオランダ語 zontag/ゾンターク」そのゾンタークが訛りGWに開催される「博多どんたく」の語源となりました。
兼業農家の私が休日”ゾンターク”を使って農業を行うことから『糸島どんたく農園』と命名しました。
自分のルーツを辿って
1979年生まれ育ちは糸島市雷山地区。
代々農家を営む家の3兄弟の末っ子に生まれて、子どもの頃は毎日、牛がそばにいるような環境で育ちました。
でも、高校を卒業する頃には、農業よりも街への憧れが強くなって、気づけば福岡市内で暮らすように。
カレーの移動販売から始まって、鮮魚市場での仲卸し、土建屋、トラック運転手、Web制作のアシスタント、フリーのカメラマン…ほんとにいろんな仕事を経験しました。バックパックひとつで海外を旅したこともあれば、何もせずニートみたいな生活をしてた時期もあって、今思えばどれもいい思い出です。
たまにふらっと帰る地元には、やっぱり変わらない自然があって、時間の流れもゆっくり。昔ながらの文化や風習がちゃんと残ってて、なにより人があったかいんですよね。
そういう場所で育ったんだなって、離れてみて改めて気づいたんです。子どもの頃は当たり前すぎて見えてなかったけど、本当はすごく大事なものがたくさんあったんだなって。
すべては母の手伝いから始まった
地元の魅力を意識し始めたのは、「伊都菜彩」がオープンし、母が手作りのお弁当を出荷し始めた頃。
お弁当用の野菜が必要になり、母は一本ずつ畝を立て、少しずつ畑を広げていきました。でも、力仕事ばかりで一人じゃ追いつかない。そんな母を手伝うために、休みのたびに実家に足を運ぶようになりました。
最初はただ疲れるだけで、正直しんどかったです。楽しいなんて思えなかった。
でも、土に触れ、芽が出て、野菜が育ち、収穫して、それを食べたときの驚き。
「うまい」って、心から思ったんです。
いつの間にか、その感動が心のどこかに残っていきました。
ちょうどその頃、姪が生まれました。
小さな命が育っていく姿と、テレビで流れる“食の不安”が重なって、「このままでいいのか?」と考えるようになりました。
うちは代々、自然の中で、安心できる野菜を食べて育ってきました。
それがどれだけ幸せなことだったのか、ようやく気づいたんです。
この“当たり前”を未来にも残したい。
そんな想いで、2016年11月、本格的に農業の道へ進むため実家に戻り『糸島どんたく農園』を立ち上げました。
そして令和3年11月。妻のふるさと・芥屋へ移住。
翌年の春、潮風が吹きミネラル豊かな芥屋で農業を再スタート。
ここから、『糸島どんたく農園』の第2章が始まりました。
園主 有田の想いが詰まった野菜を、
ぜひ食卓で味わってみてください。
農業体験について
どんたく農園では不定期で農業体験を開催しています。
収穫体験・原木椎茸の植菌・腐葉土作りなど、
自然に触れる体験をご家族でお楽しみいただけます。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
農家のばあちゃんがつくる手作り弁当
我が家の母が作っています“農家のばあちゃんがつくる手作り弁当”は伊都菜彩でご購入頂けます。
お野菜と煮物が中心のお弁当でとてもヘルシーなお弁当です。基本は薄味ですが野菜の旨味を最大限に引き出すように優しいお出汁で味付けしています。このお弁当を食べると懐かしい故郷の味を感じて頂けるはずです。